新型インフルエンザへの対応

いよいよ新学期が始まりました。今回は、お盆過ぎからマスコミで騒がれておりました新型インフルエンザについてお知らせしておきたいと思います。この1ヶ月間に3校の修学旅行(宿泊行事)...

いよいよ新学期が始まりました。
今回は、お盆過ぎからマスコミで騒がれておりました
新型インフルエンザについてお知らせしておきたいと思います。

この1ヶ月間に3校の修学旅行(宿泊行事)の受入を行いましたが
内、2校で新型インフルエンザと思われる症状が発生しました。

いずれの学校もインフルエンザに関しては
事前指導の徹底やマスク、体温計、消毒液の持参と
あらゆる準備をされていらっしゃいます。
しかしながら、私達の想像以上に
10代の生徒・児童の感染スピードは早いというのが
私の正直な感想です。

これから修学旅行のトップシーズンを控え
もし、修学旅行中に発熱や諸症状が起きたら・・・

受入地域と学校、そして旅行会社の3者が協力して
即座に問題解決に努めねばなりません。

出来ることならば、「起こらないもの」でなく
「必ず起こりうるもの」として
シュミレーションを立てていただきたいと願います。

これは実際に行った対応方です。
参考になればと思い、ご紹介したいと存じます。


【病院への搬送】
     ①どこの病院に誰が連れて行くのか?という事を事前に明確にしておくこと
     ②夜間、日曜・祝日の当番医などの確認
      ※地域によって、診断の制約が異なる為
     ③伺う前に電話で症状にインフルエンザの可能性がある事を伝えておくこと
      ※院内感染を防ぐ事が目的で病院の指示(マスク着用、隔離室での待機など)に従う事
     ④初診ではインフルエンザという診断はされません。(12時間後以降の検査で判断)
      ※しかし、リレンザやタミフル等の投与は行ってくれます。

usatakataishikai.JPG※写真は、今回大変お世話になった宇佐高田医師会病院

【生徒・児童と保護者への対応】
    ①初診が終わった生徒・児童は、旅館ホテルでも他の子供達と隔離する必要があります。
     ※教員・添乗員の宿泊する部屋以外に予備室を確保することをお薦めします。
    ②診断結果や概況を保護者へ連絡。すぐさま迎えに来ていただくお願いをします。
    ③本団が移動する場合、教員が残って、保護者へ生徒・児童をお引渡しします。

と、ここまでが旅行先での対応となるのですが
問題もいくつか含まれています。

    ①旅行先での治療費(立替)・・・いくらかかるのか?
     >大分での診療ですと、1人あたり7~8千円でした。(10割負担、リレンザ等含む)
    ②取り扱う旅行保険会社によって、保険での対応内容が異なる
     >これは、事前に調べておく必要があります。
    ③すぐにお迎えに来れない保護者の場合、どうするのか?
    ④熱が一向に下がらなかったり、2次的な症状や深刻な症状になった場合
    
今回の場合は、特に問題にはなりませんでしたが
③や④のケースは、引率する教員や添乗員の人数
そして滞在する費用の問題があるため
ベストな解決方法はありません。

最も大事なのは、生徒・児童の安全と体調管理だと感じます。
(高熱の状態で)無理な移動は避け、安静できる箇所での滞在
2次感染の防止といった観点から、よりベターな判断を行うべきでしょう。


ono@session